2014年1月2日木曜日

概要

プラットフォームフリー


私のプロジェクトは、とある産業用機械をネットワークに接続して、その機械の状態を遠隔地から監視すると言う、要求・企画としては、ごく一般的な内容からスタートした。

その後、客先との打ち合わせ・ブレインストームなどを重ねて、要件定義をした。
その中で、私は以下の提案をした。

「Web(技術)ベースのシステムとして構築すれば、あらゆる場所のあらゆる端末からアクセス可能である」

つまり、Webブラウザーさえ搭載されている端末であればプラットフォームに依存しない、と言う意味になることを説明した。

私はこの「プラットフォームフリー」と言う考え方を客先に対して、

「Webブラウザーを通じてアクセス(表示)するので、 専用アプリを開発すること無く、iOSでも、Androidでも、Windowsでも動作する」

「PCでも、タブレットでも、スマートフォンでも動作する」

と解説した。

特に、客先にはポータブル機器(タブレットやスマートフォン)からのアクセスと言う点がウケたようであった。


メリット・デメリット


恐らく、このブログを参照している人は何らかの技術者だと思うが、上記の「専用アプリを開発しない」と言うポリシーを定義したことに注意して欲しい。

私は客先に対して、この「専用アプリを開発しない」ことのメリット・デメリットを以下のように説明した。
  • どのプラットフォームにおいても、専用アプリを用意すれば最大の視覚効果や操作性が得られる。
  • 専用アプリを用意する場合、プラットフォームの選択をどの様に判断するのか?
  • 仮に特定のプラットフォーム向けにシステムをリリースした場合、後に、他のプラットフォームへの対応が要求されるのは明らかである。
  • さらに、マルチプラットフォーム向けにそれぞれの専用アプリを用意した場合、システムのバージョンアップやメンテナンスなどの管理が大変である。
この時点で、私はPC(Windows)と、iOS(iPad、iPod、iPhone)と、Android(スマートフォン、タブレット)を視野に入れていたので、これらの最大公約数的に、Webシステムとして構築することを既に考えていた。

そこで、私は客先に対して、
「Webブラウザーからの操作は、専用アプリに比べて、視覚効果(GUI、およびGUIコントロール)や操作性(タッチ操作など)に劣る点もあるが、近年はHTML5と言う新しい技術によって状況は改善されている」
と説明した。

その後、簡単な実験やデモを通じて、このプロジェクトはWebベースのシステムとして開発することになった。

以後、このシステムの開発を通じて色々と解ったことを記録しようと思う。


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